【食べ物の雑学】青梅だけじゃない!まだある毒を持つ危険で身近な植物




 「梅は食うとも核食うな中に天神寝てござる」と言われるように、青梅の種を人が食べると中毒を起こします。これはアミグダリンという成分が分解されて、青酸を発生するせいです。

ここでは、他にも注意が必要な、身近で毒のある植物を紹介したいと思います。

青酸配糖体アミグダリンを含む身近な種子

熟す前の青梅の種子の他に、あんず、すもも、びわ、アーモンドといった植物の種子にも青酸配糖体が含まれています。

これらの種子の殻は堅く、好んで食べる人もいないと思いますが、どれも親しみのある果実の種子なので、万が一を考えて注意しておくといいかもしれませんね。

ちなみに、アーモンドは食べても大丈夫なの?と心配する方もいるかもしれませんが、一般に国内で流通しているアーモンドは、スイートアーモンドという品種で、青酸配糖体は含まれていないそうなのでご安心くださいね。

ただし、野生のアーモンドなど、苦いアーモンドには注意が必要です。

未知の毒?アジサイを食べてはいけません!

2008年に、茨城県内で起こった中毒事件を覚えていらっしゃるでしょうか?

これはツマとして添えられていたアジサイを食べた人が中毒症状を起こした事件です。

アジサイの毒ですが、実は今でもはっきりと特定できていないのです。

自然界にはまだまだ未知の成分が溢れているんです。

他にも、うっかり口にしてしまいそうな身近で危険な植物はまだまだあります。

例えばソテツの実。南国ムード満点で、洒落た海沿いの施設などにも植えられているお馴染みの植物ですが、赤くて小ぶりの丸い実をたくさんつけます。専門知識ない人が下処理もせず食べると猛毒となります。

他にもスズランがあります。姿も可愛らしく人気の花ですが、これを活けていた水を飲んだだけで中毒を起こした事例もあるそうです。

お子さんやペットのいる家庭では、十分注意したほうが良さそうです。

さらには、ジャガイモに含まれるソラニンの毒は有名で、芽の部分を取り除かずに食べる人はあまりないと思いますが、この毒がかなり強い毒だということを意識している人は少ないのではないでしょうか。

なんと死亡事例もあるほどの毒なのです。

そして、芽だけ取り除けばいいかというとそうではありません。日光に当たるなどしたジャガイモの皮が、緑色っぽくなっているのを見た事はないでしょうか。これも毒を見分ける重要なポイントなのです。

なんとなく緑っぽいかな?という程度のジャガイモを、もったいないからといって食べるのはやめたほうが良さそうです。

皆さんいかがだったでしょうか。

植物は、空気をきれいにしてくれたり、心を和ませてくれる大切な存在です。

正しい知識を身につけ、うかつに口に入れたりしないようにして、良いお付き合いをしたいものですね。