【生物の雑学】長いキリンの首、骨の数は人間より多い!?




大きな動物として名前が挙がるのはキリンですよね。

立った状態だと角の先まで5m前後という高さまで成長する、世界一背の高い動物です。

その首の長さはなんと2mにもなります。

人ひとりの身長よりもずっと長いこの首ですが、その骨がどうなっているか不思議に思ったことはありませんでしょうか。

今回はそんな謎の多い、長いキリンの首についてご紹介します。

キリンの首の骨の数は、人間と同じ!

首が長くなれば長くなるだけ、骨の数が多くなると思う人が多いのでは無いかと思います。

しかしその考えは間違いなのです。

驚くことに、キリンの首のは2mもあるのに、骨は人間と同じ数、7つの首の骨(頸椎)からなります。

実は哺乳類のほとんどは頸椎の数が7つなのです。

あの巨大なクジラ類も頸椎は7つ、数が人間と同じとはいえ、その骨一つ一つは大型化しています。

キリンという生き物の最大の特徴ともいうべき長い首です。

 

長い首の維持は大変!

キリンの長い首は高いところにあるえさ、木のはっぱを食べるのに適しています。

視界も広く、外敵が見つけやすいという利点があります。

しかし、首の長くなったキリンには克服しなければならない問題がありました。

それは、「心臓から脳へ血液を送る」ことです。

人間であれば心臓から脳までの欠陥の距離はせいぜい30~40cmといったところですが、キリンの場合は2mも距離があります。

心臓から血管まで血液を送るためには、大きな圧力で血液を送り出さなければいけません。

その為、キリンは動物の中でもっとも血圧が高い動物で、高い血圧を保つために心臓も大きく発達し、血液を送り出す部分の心臓の筋肉は大変分厚くなっています。

心臓から遠い脳まで血を送る途中で酸素が使い果たされてしまっては、脳が酸欠になってしまうので、キリンは肺も大きく発達させることで酸欠を防止しています。

あの長い首を維持するために、キリンの体は巧みな進化を遂げているのです。

キリンの進化恐るべしです。

キリンはほとんど寝ない!?

普通の動物であれば人間と同じで、夜は寝るものです。

調べてみるとキリンは、ほとんど寝ることが無いのです。

いつ寝てるんでしょうか。

実は長くても1日20分ほどしか寝ないのです。

理由として、キリンは野生では捕食者から追われる立場にあるためいつでも逃げられるように警戒しているからなのです。

常に追われる身とは辛い事ですね。

生きていくための体の進化について、他の動物に関しても言えますが、凄い事ですね。

特に血液を心臓から脳へ送るための体の進化について驚きです。

今後も他の動物について発見があれば記事にしたいと思います。