【受け継いでます雑学】小松菜はあの野菜を受け継いでいた!?




 

小松菜といいますと、八百屋やスーパーの野菜売り場にあるお馴染みの野菜ですよね。

ところで、近ごろ市場に流通している小松菜は、じつはあの野菜といっても過言でではないくらい、

性質を受け継いだ新品種であることを知っていましたか!?

今回は、案外と知られていない小松菜事情をお伝えしたいと思います!

小松菜のヒストリー

小松菜が日本で広く栽培されるようになったのは、江戸時代だといわれています。

“小松菜”という名称の由来は複数あるのですが、八代将軍吉宗(一説では五代将軍綱吉)が、

鷹狩りに訪れた際に献上された小松川村(現在の東京江戸川区小松川町)周辺で獲れた冬菜を大変気に入り、

その地名をとって名付けた、という話や、葛西菜という元々の名称の印象を良くしようと、

めでたい松にあやかって“小松菜”と名付けたという話が有名のようです。

いずれにしましても、地名からとった点は共通で、

現在でも東京都江戸川区では、小松菜の全国市町村別作付面積で上位を誇っています。

昔の小松菜は、もっと繊細な野菜だった!?

皆さんは、小松菜といえば葉物野菜の代表と言っても過言ではない

「ほうれん草」よりも、茎がしっかりして葉も肉厚な印象がありませんか?

じつは、現在市場に流通しているポピュラーな小松菜は、

同じアブラナ科に属するある野菜を経て誕生しました。

その野菜とは!青梗菜(チンゲンサイ)!!

小松菜は、青梗菜などとの交配を、何度も経て誕生した、

いわばハイブリッド野菜なのです!

しかも、実際に小松菜栽培を行っている農業のプロの人の話では、

ほとんど青梗菜といっていいくらいの野菜なのです!

では、なぜ小松菜はほとんど青梗菜になってしまったのでしょう?

じつは昔の小松菜は茎も細く、葉は柔らかく、傷みやすい繊細な野菜だったのです。

そのため、流通が難しく扱いづらい、という面がありました。

そうした事情から、より効率よく栽培出来て、流通においても扱いやすく、

そして病害虫への抵抗力も強い、新しい小松菜が誕生したというわけです。

最近では、昔の小松菜が食べたい!というニーズに応えてくれる昔ながらの小松菜を栽培している農家さんや、

変わった品種の小松菜を栽培する農家さんもいるようですので、

興味のある方は探してみるのも楽しいかもしれません。

 

いかがでしたでしょう。当然のように、野菜売り場に鎮座している小松菜ですが、

青梗菜とは兄弟みたいな関係性だったんですね。

これまで「夕食の付け合わせのお野菜は、小松菜と青梗菜どちらにしようかしら」と、

野菜売り場で逡巡することの多かった人は、

この情報をきっかけに、値札を見比べ、安い方!を選ぶことができたりしちゃうかも?!