【虫の雑学】 あなたも虫にだまされている?!見た目を欺くその巧妙なテクニック!




虫が植物や他の虫そっくりに真似ることを擬態といいます。

隠れたり、強がったり、妙なものを真似てみたり、鳥や人間をだます虫はまさに自然界の詐欺師です。

そんな虫たちの巧妙なテクニックを紹介したいと思います。

 

こう見えて実は○○なのです!見た目とギャップがある虫たち

オブジェに見えるこの虫。葉っぱに見えて実はコノハムシという虫です。

葉脈までつけて葉っぱそっくりに擬態しています。

天敵の鳥も紛らわしくてコノハムシを見つけられません。

コノハムシがあまりにも葉っぱに似ているので、逆に虫にかじられてしまうとか・・

 

スズメバチに擬態して強がる虫がいます。

毒をもつスズメバチは虫界では最強で憧れの的です。

蛾やアブは本当にスズメバチそっくりに擬態します。

見た目だけではなく、スズメバチの飛び方、飛ぶときの羽音まで真似するというから驚きです。

あなたがハチだ!と思った虫は、ハチに見えて実は蛾だったかもしれませんね。

 

 

子どもに大人気のテントウムシ。

テントウムシは関節から苦い体液を出すので、食べても美味しくありません。

そのためテントウムシを食べる鳥や虫はほとんどいません。

テントウムシはかわいく見えて実は嫌われ者だったのです。

 

何でそれを選んだ?ロジカルに考えて鳥のうんちを真似した虫たち!

緑の葉の上に何か白と黒のかたまりが・・鳥のうんちかな?

実はこれ、鳥のうんちそっくりに擬態した虫なのです。

意外にも鳥のうんちを真似する虫はたくさんいます。

例えばアゲハの幼虫はもともと黒い色なのですが、

体から白い粘液を出すことで鳥のうんちそっくりになります。

何もそんなものを真似しなくても・・と思うのですが、

鳥が嫌がるもの→鳥が絶対に食べないものとロジカルに考えた結果が鳥のうんちだったのでしょうね。

虫界のアイデア賞ですね。

人間だってアイデアでは負けていませんよ!「鳥のうんちシール」を知っていますか?

このシールを自分の自転車のサドルに貼ることで、盗難防止になります。

人が嫌がる鳥のうんちを逆手にとった面白いアイデアですね。

自然界の巧妙さや繊細さに対して、すなおに驚きを感じること。

生物学者のレイチェル・カーソンはそれをセンス・オブ・ワンダーと表現しました。

センス・オブ・ワンダーとは

一定の対象に触れることで受ける、ある種の不思議な感動、

または不思議な心理的感覚を表現する概念であり、それを言い表すための言葉である。

子供の頃はみんな持っていたこのセンスを大人になっても大切にしたいですね。