【動物の雑学】ナマケモノは実は苦労人だった!? 意外にも大変な彼らの生態とは!?




木の枝にぶらさがり、のんびりと時を過ごす、なんてうらやましい事この上ないですよね。

誰しもが一度は「ナマケモノになりたい」なんて考えたことがあるのではないでしょうか。

ですが意外にも大変な彼らの生活と生態を紹介していきたいと思います。

ナマケモノも意外と大変なのです。

満腹でも餓死してしまう!?

「満腹で餓死」まるで正反対の言葉で嘘みたいな話ですが、これは事実なのです。

なんとナマケモノはその見た目だけではなく、体内までが怠け者なのです。

普通の哺乳類だと食事をすると胃酸で食べたものを消化しますが、ナマケモノはそうではありません。

胃の中に微生物がいるので、この微生物が食べたものを消化しているのです。

しかしこの微生物は寒さに弱いので、寒くなってしまうと活動が鈍くなります。

すると消化が間に合わなくなり、ナマケモノの体に栄養が足りなくなってしまい餓死をするという仕組みです。

好きで動かないのではない、動けないのだ!

なんとナマケモノは、1日20時間寝るそうです。

しかも排泄頻度は週に1度のみ。

動かなすぎて体に「苔」が発生することも。

そしてその「苔」を食べるのだとか。

見事なエコですね。

ですがそんなナマケモノですが、実は好きで寝てばかりなのではなく「動きたくても動けない」のです。

なぜかと言うと、ナマケモノは体の筋肉が極端に少なく動けないのです。

ナマケモノが枝にぶらさがっている姿を想像してみます。

確かに長い爪を木に引っ掛けているだけなのです。

捕食者に見つかってしまうと逃げられない!

ナマケモノは必死で逃げても遅いです。

普段は時速16mの速度で動きますが、なんと最高速度は時速120m。

こんな速度で肉食動物から逃れられるはずが無いのです。

彼らは動かないことで捕食から逃げているので、見つかった時点で逃げられないのです。

そして見つかり捕獲された時には、ナマケモノは抵抗せず体の力を抜くそうです。

これは力を抜くことにより、痛みを和らげる効果があることからそうしているようです。

自然界は弱肉強食です。

こんな不思議な彼らナマケモノですが、大昔から生存して現代でも生息しています。

自然界では不利にみえる彼らナマケモノですが、生存競争に勝ち残った優秀な動物なのです。

これらを踏まえてナマケモノを見ると、今までとは違った感情で観察できるかもしれませんね。