【その他の雑学】最近言わなくなった!?「さようなら」その語源に迫る!?




現在、日常生活の中で「さようなら」を聞く機会が減っています。

それは「またね」、「じゃあね」、「お疲れ様」など挨拶が多様化したとも言われています。

しかし、それぞれの語源には秘密が隠されていたのです。

今回はそんな「さようなら」の語源を、英語など他の言語とも比較しながら紹介します。

「さようなら」の語源は「左様ならば」!?

「さようなら」はもともと、接続詞「左様ならば」の「ば」が略された言葉だと言われています。

意味は「そうならば」、「それでは」、「では」などと同じで話を区切り、終えるために用いられます。

特に昔は「左様ならば、これで御免(=それでは、これで失礼いたします)」などと言っていたことを、後ろの部分が省略され、さらに慣用化されていったのが現在の「さようなら」なのです。

ちなみに挨拶が簡略化されることはあまり珍しくないのです。

例えば、「こんにちは」は「今日(こんにち)は、いいお天気ですね。」、「こんばんは」は「今晩は、月が綺麗ですね。」が簡略化されたものです。

もともと「は」の後ろに省略された部分があったからこそ、「こんにちは」「こんばんは」の「は」を、「わ」でなく「は」と表記するようになったのです。

実は私も初めて知りました。

知らない人の方が多そうですね!

英語や中国語とは異なる?「さようなら」に含まれる別れのイメージ!?

では、他の言語で「さようなら」に相当する別れの挨拶はどのようなものがあるでしょうか。

英語のGood Byeは、「God be with ye」の短縮形「Goodbwye」が由来です。

「神のご加護がありますように」という意味で、たとえ別れても神様が相手を守ってくれることを祈っています。

また中国語では「再見」、ドイツ語ではAuf Wiedersehenと言いますが、これらはどちらとも「また会いましょう」を意味します。

このように他の言語を見ると、相手の幸せや相手との再会を願うというようなプラスの意味が別れの挨拶には含まれていることが分かります。

それに対し日本語の「さようなら」には、恋人との別れや永い別れという、どちらかというとマイナスイメージを思い起こす人が多くなっています。

この原因の1つは、別れにプラスイメージをもたらす意味が英語や中国語、ドイツ語のようにはないことが挙げられます。

その結果として近年、「さようなら」ではなく「またね」「お疲れ様」などの挨拶が増えていると考えることができます。

身の回りの言葉において、ちょっとした変化でも少し探ってみれば、知らなかった意味や理由が存在するのかもしれませんね。