【生き物の雑学】知ってた!?シロナガスクジラの心臓はとっても大きい!?




シロナガスクジラとは、ときに体長が30mを超えることもある大型のクジラです。

昔は日本近海にも回遊していましたが、大型捕鯨船の登場による乱獲のため現在はその数が減り、日本の近くで確認されることはとても稀になりました。

大きい生き物はその体を維持するため、内臓系も大きいんです!!

今回はシロナガスクジラの体についての雑学をご紹介します。

シロナガスクジラの心臓の標本が作られた話!?

2014年カナダの海岸に1頭のシロナガスクジラの遺体が漂着しており、このシロナガスクジラから回収された心臓が保存のための処理がされることになったのです。

カナダのチームが中心となり、遺体から取り出された心臓、ドイツにある標本作成のための施設に送られ、数か月かけて処理がされたのです。

最終的に心臓の細胞にある水分や脂肪が樹脂に置き換えられ(プラスティネーション)、数百年の保存にも耐えられる巨大な心臓の標本が完成したのです。

そのサイズは1.2×1.2×1.5m、小学校低学年のこどもと同じくらいの高さがあり、重さはなんと180kgもあったのです。

この標本は2017年にカナダの国立オンタリオ博物館に展示され、大きな反響をよんだのです。

謎が多いシロナガスクジラのからだ!?

これまでシロナガスクジラの心臓については「軽自動車くらいの大きさ」と言われていたのです。

参考ですが、先程出てきたクジラは体長が25mほどの個体だったので、30mを超えるシロナガスクジラになれば、心臓はもう少し大きなものになるかもしれません。

実は、シロナガスクジラは絶滅の危機に瀕してしており、キズの少ない標本が手に入ることはあまりないのが現状です。

詳しくわかっていないことも多い生き物ですが、この標本を手掛かりにシロナガスクジラの研究が進むことが期待されます。

東京・上野の国立科学博物館には体長30mのシロナガスクジラの模型が屋外展示されています。

その巨体を目の当たりにすると、上記の心臓の大きささえ小さく思えてくるような気がします。

生物の体の中は不思議がいっぱいですね。